あなたはなお、わたしに責任を負わそうとするのか。 あなたはわたしを非とし、 自分を是としようとするのか。
断じてそうではない。あらゆる人を偽り者としても、神を真実なものとすべきである。それは、 「あなたが言葉を述べるときは、義とせられ、 あなたがさばきを受けるとき、勝利を得るため」 と書いてあるとおりである。
その時あなたがたが死とたてた契約は取り消され、 陰府と結んだ協定は行われない。 みなぎりあふれる災の過ぎるとき、 あなたがたはこれによって打ち倒される。
その時ラム族のブズびとバラケルの子エリフは怒りを起した。すなわちヨブが神よりも自分の正しいことを主張するので、彼はヨブに向かって怒りを起した。
あなたはしえたげをなし、み手のわざを捨て、 悪人の計画を照すことを良しとされるのか。
このようにして、一方では、前の戒めが弱くかつ無益であったために無効になると共に、
わたしの言う意味は、こうである。神によってあらかじめ立てられた契約が、四百三十年の後にできた律法によって破棄されて、その約束がむなしくなるようなことはない。
兄弟たちよ。世のならわしを例にとって言おう。人間の遺言でさえ、いったん作成されたら、これを無効にしたり、これに付け加えたりすることは、だれにもできない。
万軍の主が定められるとき、 だれがそれを取り消すことができるのか。 その手を伸ばされるとき、 だれがそれを引きもどすことができるのか。
わたしはあなたにむかい、ただあなたに罪を犯し、 あなたの前に悪い事を行いました。 それゆえ、あなたが宣告をお与えになるときは正しく、 あなたが人をさばかれるときは誤りがありません。
あなたはわたしの罪のないことを知っておられる。 またあなたの手から救い出しうる者はない。
見よ、わたしはすでにわたしの立ち場を言い並べた。 わたしは義とされることをみずから知っている。
神はわたしをよこしまな者に渡し、 悪人の手に投げいれられる。
『神がわたしをしえたげ、 その網でわたしを囲まれたのだ』と知るべきだ。
公義を憎む者は世を治めることができようか。 正しく力ある者を、あなたは非難するであろうか。
陶器が陶器師と争うように、 おのれを造った者と争う者はわざわいだ。 粘土は陶器師にむかって 『あなたは何を造るか』と言い、 あるいは『あなたの造った物には手がない』 と言うだろうか。
このようにヨブが自分の正しいことを主張したので、これら三人の者はヨブに答えるのをやめた。
あなたは、自分の正しいことを証明するために 自分のことを述べて、わたしに思い出させよ。 われわれは共に論じよう。